こんにちは。また会いましたね。
貧乏暇なしで予想外に忙しいので、最近blog更新をサボっている、東京文京区にある税理士事務所いなほ会計の齋藤です。先日、出版者様が弊事務所へいらっしゃいました。
我々のような士業にとっては、自らの専門書の著書というのは、営業的にとても強みになるツールであると同時に、誰しも商業出版のお話については興味があること思います。
「商業出版」の場合には、著者はお金を出す必要がなく、出版社が担当をつけてくれてアシストしてくれたり、ライターさんをつけてくれて全面的にバックアップしてくれ、売れれば1冊あたり8%程度の印税収入が生じます。とても魅力的なお話です。ただし、それなりの知名度があって本を書けばほぼ売れるだろうという方でないと商業出版にまでは至らないようです。
これ以外の出版の方法に「自費出版」があります。自費出版だと本の制作費はすべて本人負担ですが売れれば売上もすべて入ってきます。ただし、商業出版のように全国の書店に並べてもらうのは困難で、自分で身内に配るとかせいぜいamazonを利用して販売することぐらいしか販売手段がないので、販売部数は大きく増えません。こちらは名刺代わりに配る程度の扱いでしょう。出費も最低100万円程度はかかるようです。
今回ご提案いただいたのは、商業出版と自費出版の間に位置するプランでした。商業出版と同様に書店に並ぶものの、4,000冊固定の費用負担が発生します。約300万円。税理士として専門書を執筆して知名度を上げるには有効ですが、なかなか今の弊事務所では300万円の広告費負担は重いと思われ。。
ブログでも書いて商業出版のお話を長期戦で待つことにします。
東京文京区本郷の税理士事務所 いなほ会計齋藤